こだますいか

image1.jpg

こだますいかは、1958年に登場した品種で、さらに品種改良されたものです。小さなすいかで皮が薄いという特徴があります。しかしその名前は、小さいという点だけでなく、東海道新幹線"こだま"が開通した1964年(昭和39年)と同じ頃に品種改良されたことに由来しています。

image2.jpg

軽量で持ち運びやすく保存場所に困らないことから、核家族化が進む日本で順調に消費量を伸ばしました。また、こだますいかは皮が薄く実が詰まっており、食味部分の甘さが均一です。そのため、ごみが少量で済むという利点もあります。

こだますいかは、初めは実が黄色く水っぽいものでした。それから10年ほどして赤いこだますいかが出回り始め、主流となりました。日本へは、いつどこから入ってきたのか諸説あり定かではありませんが、西の方向から伝わってきたことから「西瓜(すいか)」と呼ばれるようになりました。その当時のすいかは、皮が黒く果肉が赤でした。そのため、黄色いすいかよりも赤い色が好まれたようです。

image3.jpg

こだますいかの旬は5月中旬頃から8月頃です。大玉すいかよりも収穫の時期が長く、品種も果肉が黄色いものや黒こだますいかなど、多数あります。

「黒こだますいか」は普通のすいかと比べ、全国的にも産地・生産者が少ない品種です。黒い皮と鮮やかな果肉とのコントラストも綺麗で、贈り物にも利用されます。収穫後の追熟がないため、新しい程美味しく食べることができます。また、冷やしすぎると食感・甘味が落ちることがあります。購入後すぐに、冷蔵庫で1~2時間程冷やして食べるのがお勧めです。