ちぢみほうれん草

image01.jpg

ほうれん草の原産地はペルシャ地方とされ、世界各地で食べられています。日本には江戸時代の初め頃に伝わったとされ、漢字だと「菠薐草」、「法蓮草」、「鳳蓮草」などいくつもあります。

ちぢみほうれん草は、葉がちりめんのように縮れているので"ちりめんほうれんそう"や、"寒締めほうれん草"とも呼ばれおり、12月~2月頃の冬季限定で出荷されます。寒締め栽培という、昔ながらの露地栽培で作物が寒さから身を守ろうとする力を活かした栽培方法で育てます。少しでも多く陽に当たるよう地面を這うように葉を広げ、凍らないように自身の身を守ろうと水分を減らして成長します。そして、水分とは逆に糖分を蓄えていくので、葉に厚みが出て甘みが増すのです。その糖度は高いもので10以上あります。通常のほうれん草より栄養価が高く甘みが強くなり、エグミが少ないのが特徴です。

image02.jpg

ほうれん草の赤い根の部分にはマンガンや葉酸のほか体内でビタミンAに変わるβ―カロチンを豊富に含んでいます。ビタミンC、Eといった強力な抵酸化ビタミンも含んでいます。

image03.jpg

鮮やかな緑色で肉厚のものを選びましょう。根元の赤みが強く、葉が根に近いところから密生してボリューム感のあるものが良いでしょう。乾燥に弱いので濡れた新聞紙などでくるみ、袋に入れて冷蔵庫の野菜庫で保存します。その際、根の部分を下にして立てて入れておくようにすると日持ちがよく、茎が曲がったりしません。

調理する時は、さっと茹でてお浸しや和え物にするほか、味噌汁やスープ、炒め物などもお勧めです。

旬の食材百科より一部抜粋
tenki.jpより一部抜粋