当部会では、繊細な水分調整と土づくりにこだわっています。肥料にもこだわり、独自に調合した肥料をまいたり、栄養の吸収が早い液肥を与えたりしています。また、病気に強い台木を使用し、「エクセレント620」、「恵の風」などの品種を作付けしています。 農家の人々

鈴木さんのきゅうり

当部会では、繊細な水分調整と土づくりにこだわっています。肥料にもこだわり、独自に調合した肥料をまいたり、栄養の吸収が早い液肥を与えたりしています。また、病気に強い台木を使用し、「エクセレント620」、「恵の風」などの品種を作付けしています。

水に恵まれた土地

JA岩井 岩井農協園芸部 鈴木 章市さん
JA岩井 岩井農協園芸部 鈴木 章市さん

今回はJA岩井管内の、茨城県南西部に位置する坂東市(旧岩井市)できゅうりを栽培されている鈴木さんの圃場へお伺いしました。関東平野のほぼ中央に位置する坂東市は、南西に利根川、南に飯沼川、東に西仁連川などの河川が流れる水の豊かな地域です。
きゅうり栽培は鈴木さんの両親が15年前に始めました。鈴木さんは今から5年前に勤めていた会社を退職して引き継いだそうです。「始めた当初は分からないことだらけでした。病気や虫に悩まされることも多かったですね。」と、鈴木さんは明るく話してくださいました。

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繊細な水分調整と土づくり

きゅうり栽培で大切なのが土と水です。根は浅く広く張り過湿や乾燥に弱く、排水性や通気性が悪い土だとうまく育たないので、生育の早いきゅうりは土中の肥料切れと水分不足に気を付けなければなりません。8月初旬に定植してから収穫のピークが終わる10月、11月頃まで圃場での作業が続きます。特に今の時期(9月中旬~10月)が一番、湿気と気温の管理に気を遣うといいます。鈴木さんは使用する肥料にもこだわっています。堆肥に牛糞などを混ぜ独自に調合した肥料をまいたり、栄養の吸収が早い液肥を与えたりして、きゅうりが肥料切れを起こさないよう気を付けているそうです。きゅうりの定植が始まる前には、JA岩井に依頼して土壌診断も欠かさず行っています。

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一番美味しく食べられるときに届けたい

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きゅうりの収穫は朝6時から始まり、収穫ピークになると午後までかかることもあるそうです。鈴木さんの両親と一緒に3人できゅうりを収穫し、袋詰めするのは鈴木さんの奥さんです。生育の早いきゅうりに合わせて、朝と夜の1日に2回収穫する日もあるといいます。

「ハウスの中は暑いから作業しているとバテちゃうときもあったよ。暑い日は室温が40℃超えてしまうこともあるからね。」と話してくださいました。そんな中でもきゅうりを一番おいしい状態で届けるため、ピーク時はご家族で協力して収穫作業をするそうです。

こだわりの栽培方法

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鈴木さんは、病気に強い台木を使用し、「エクセレント620」、「恵の風」などの品種を作付けしています。表面がツヤツヤしたきゅうりが育ち、サラダや漬物などにして食べると歯ごたえを楽しむことができるのだそうです。

鈴木さんおすすめの食べ方は、「味噌とマヨネーズを1:1で混ぜたものをきゅうりにつけてそのまま食べること」だそうです。小さな子供さんでも親しみやすそうですね。
日本の食卓でお馴染みの「きゅうりの浅漬け」も、きゅうりそのままの味わいと歯ごたえを楽しめるのでおすすめとのことでした。

さらなる挑戦

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鈴木さんは今年、きゅうりの生産量を上げるため圃場を拡大したそうです。
増設したハウスの設備にもこだわって、天窓を設けたり、ビニールを複層にしたりと、気温・湿度調整にも対応しやすくされたそうです。
「まだまだこれから頑張っていかなきゃ」と、誇らしげに笑う鈴木さんはとても自信に満ちていました。

JA岩井のみずみずしいきゅうりを、ぜひご家族の皆様でお楽しみください。

取材協力

JA岩井 営農センター

〒306-0641 茨城県坂東市鵠戸428-15

TEL :
0297-35-8338
FAX :
0297-35-7202
WEB :
http://www.ja-iwai.jp/

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