江後田さんのれんこん(JA土浦)日本トップクラスのれんこん生産地である霞ヶ浦湖畔。
JA土浦 蓮根部会霞ヶ浦支部全体では、部員158名で年間約3,500tものれんこんを出荷しています。
肥沃な土壌と霞ヶ浦からの豊富な水の恵により、みずみずしく色白できめが細かいれんこんが特徴です。 農家の人々

江後田さんのれんこん

江後田さんのれんこん(JA土浦)日本トップクラスのれんこん生産地である霞ヶ浦湖畔。 JA土浦 蓮根部会霞ヶ浦支部全体では、部員158名で年間約3,500tものれんこんを出荷しています。 肥沃な土壌と霞ヶ浦からの豊富な水の恵により、みずみずしく色白できめが細かいれんこんが特徴です。

日本トップクラスのれんこん生産地

JA土浦 蓮根本部会 本部会長 江後田 実さん
JA土浦 蓮根本部会
本部会長 江後田 実さん

見渡す限りれんこん水田が広がる霞ヶ浦湖畔。今回はJA土浦 蓮根本部会 本部会長であり、JA土浦 蓮根部会霞ヶ浦支部 部会長の農家歴50年、ベテラン農家の江後田 実さんの水田から、今が旬のれんこんを紹介します。

霞ヶ浦湖畔でれんこん栽培が始まったのは1970年代です。当時の減反政策の影響により、お米に変わる作物を模索したなかで、降雪が少なく温暖な気候と低湿地帯が最適な作物としてれんこんが選ばれました。全国のれんこん出荷量の約半分近くは霞ヶ浦周辺で栽培されており、JA土浦 蓮根部会霞ヶ浦支部全体では、部員158名で年間約3,500tものれんこんを出荷しています。

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一代で築いたれんこん水田

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江後田さんは20歳のときに就農し、現在では露地栽培とハウス栽培合わせて9haまで拡張されたれんこん水田を一代で築きあげました。一家の長男として家族を養っていく責任感と、お米からの転換作物としてれんこん栽培に力をいれていたことが後押しになりました。
江後田さんの水田では、「金澄(かなすみ)系」を中心とした品種が栽培されており、肥沃な土壌と霞ヶ浦からの豊富な水の恵により、みずみずしく色白できめが細かいれんこんが特徴です。

霞ヶ浦湖畔の水温の上昇とともに始まる

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霞ヶ浦の水温が10℃を超え始める3月中頃、前年のれんこんの収穫が終わった水田に、肥料を手作業で散布していきます。効き目の強い肥料ではなく、れんこんの成長に合わせて長期的に効いてくれる肥料を、江後田さんご自身で選定して使用しています。肥料の散布が終わると今度は田んぼの土をかき混ぜるために、耕運機による代掻きが始まります。土をかき混ぜて空気を含ませることにより土壌を柔らかくすることができ、後に成長するれんこんの形がまるくなりやすくなります。

代掻きが終わり、水田の土が落ち着いてくる4月、いよいよ種れんこんの植え付けが始まります。ジャガイモなどの種芋と同じように、れんこんにも種れんこんというのがあります。前年に栽培したれんこんの中から、良い種になりそうなれんこんを種れんこんとして残しておきます。これを水田に植え付けていくのですが、折れないようそっと優しく真っすぐに植え付けていく必要があり、機械で植えることはできないので、すべて手作業で植え付けていきます。

植え付けが終わると、今度は除草作業に追われます。水面が覆われてしまうとれんこん栽培に必要な水温15℃以上を保つことが難しくなり、生育が遅れてしまう可能性があるので、水面や外周の草を手取りで除去していきます。除草が終わると、モグラが掘った穴などによる水漏れを防ぐため水田の外周を覆うよう畦波(あぜなみ)を設置していきます。

収穫直前の7月から8月にかけて、水田では水面にでている葉茎を倒してれんこんの呼吸を止める茎倒しをおこないます。この作業をおこなうことで、れんこんの酸化を防ぎ鮮度を保つことができるといいます。茎倒しからしばらくすると収穫が始まります。江後田さんの水田では用水路から水をくみ上げ、ホースから水を出してれんこんのまわりの土を吹き飛ばす「水堀り」と呼ばれる方法で収穫します。

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れんこん栽培は人の手で

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収穫はれんこん栽培の中で一番難しい作業にあたり、れんこんの表面を傷つけたり、折ってれんこんの穴の中に泥水をいれないよう細心の注意を払わなければならないため、機械を使って収穫することはできません。江後田さんと奥さん、農業研修生の6人だけで手作業で収穫を進めていきます。「れんこん栽培の良いところは、水田に機械をあまり使わなくて済むところだね。その代わり、植え付けから収穫までのほとんどが手作業になってしまうんだ。」と教えてくれました。

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収穫したれんこんは、シャワーを使ってれんこんの表面と中についている泥を丁寧に落としていきます。泥を落としたれんこんは作業場へ持ち帰り、もう一度傷や泥などがないか確認し、乾燥しないよう専用のフィルムに包んで箱詰めされ、その日のうちにJA土浦へ出荷します。

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知ってほしい旬のれんこんの美味しさ

れんこんは、ほぼ通年市場へ出荷されていますが、実は、晩秋から冬にかけてが旬となっています。初夏に収穫される早堀りれんこんのサクサクとしてあっさりした味とは変わり、晩秋から冬にかけて収穫されるれんこんはもっちりとして甘いのが特徴です。江後田さんにおすすめのレシピをお伺いしました。「新鮮なれんこんを薄くスライスして、サラダで食べてみて。生で食べられるって知らなかったでしょ?生なら気軽に食べられるし、甘くて美味しいんだよ。」と教えてくれました。奥さんにもおすすめのレシピをお伺いすると「定番の天ぷらにしてもいいし、れんこんにひき肉を詰めて煮ても美味しいのよ。」とも教えてくれました。

食べてくれた消費者の声が聞きたい

江後田さんに、今後の目標をお伺いすると「出荷するだけでは消費者の声は聞こえてこない。れんこんを食べてくれた消費者の声をちゃんと聞きたいから、これからは消費者とのコミュニケーションの場が欲しいと考えている。JA土浦 蓮根部会霞ヶ浦支部としても今後、れんこん栽培を引き継いでいってくれる後継者に、かすみがうらのれんこんをブランド化してもらいたいと思っている。そのための後継者をどうやって育てていくかが、部会の課題なんだ。」と話してくれました。

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こちらのれんこんは、サンフレッシュ霞ヶ浦店で、お求めいただくことができます。れんこんを更に美味しくいただけるよう、おすすめレシピを売り場に置いていますので、ぜひ足を運んでみてください。

今が旬のJA土浦のれんこんを、ぜひ、ご賞味ください。

取材協力

JA土浦 霞ヶ浦支店

〒300-0134 茨城県かすみがうら市深谷3467-12

TEL :
029-897-0583
WEB :
http://www.ja-tsuchiura.com/

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