営農1443号 2007年1月18日

ジャガイモそうか病の防除を!!

「そうか病」は収量に大きな影響は与えませんが,食用,食品加工用としての価値を著しく落とし, 被害のひどい「いも」では澱粉の含有量と品質の低下を起こします。以前に発病のみられた畑にジャガイモを植え付ける場合には,下記の事項に注意して防除対策を行って下さい。

【病徴と診断】

本病はいもに発生します。初め,いもの表面に赤褐色のかさぶた状の斑点を生じ,後に拡大して淡褐色〜灰褐色になって周縁部が盛り上がります。中央部はやや陥没した円形の病斑となって,灰白色の粉状物質を形成します。病斑組織はコルク化して小突起や小亀裂を生じていわゆる「そうか症状」となります。

【伝染経路と発病条件】

病原菌は,被害植物とともに土壌中で越冬します。罹病いもの植え付けや汚染土壌の飛散などによって伝染します。若い塊茎ほど罹病しやすく,皮目・気孔・傷口から侵入します。比較的低温で乾燥条件下で発生しやすいようです。

【防除のポイント】

  1. 種いもは健全なものを用いて下さい。
  2. 種いもの消毒は,植付前にアグリマイシン-100の40〜100倍液,アタッキン水和剤の40〜60倍液に5〜10秒間種いもを浸漬するか,バクテサイド水和剤50〜100倍液,カセット水和剤30倍液に種いもを瞬時浸漬します。
  3. 植付前にアグリマイシン-100の40〜100倍液またはアタッキン水和剤の40倍液を種いも100kg当たり2.5〜3.0リットル散布します。
  4. 種いもの植付け前にフロンサイド粉剤を10a当たり 30〜40kg全面土壌混和,または,ネビジン粉剤を10a当たり30kg作条土壌混和か10a当たり60kg全面土壌混和します。
  5. 植付け前に圃場を,クロルピクリン剤,ソイリーン,テロン92,バスアミド微粒剤などで土壌消毒を行います。
  6. 発病地はイネ科作物を含む3年以上の輪作を行い,中性またはアルカリ性土壌での栽培は避けて下さい。

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